畳のお手入れ方法
天然素材で丁寧に作られた畳は、使うほどに深い味わいを増していくもの。畳とよりよく付き合っていくために、お手入れの方法を抑えておきましょう。
使う道具もやり方も、畳と相性がいいのは“シンプル”です。
畳に関する疑問・質問等は、お近くの畳屋さんまたは畳工業組合へお気軽にお問い合わせください。又、これらの情報を元にお手入れを行う場合は、必ず自己責任でお願いいたします。
風通し
一番は湿気がこもらないように、風を通してあげることが大切です。そして、普段の生活の中で自然光を浴び、人が使ってあげることで畳はゆっくりその表情を深めていきます。
ほうき
大切なのは、畳の目に沿って掃くこと。目に逆らうとせっかくの畳の表面が傷ついてしまいます。掃除機を使う場合も目に沿ってかけるようにしましょう。
雑巾
畳を拭くときは基本的に乾拭きでOK。磨けば磨くほどい草の表面は美しい艶を帯びていきます。使っていないタオルや手ぬぐいで雑巾を手作りするのもいいですね。
アイロン
畳に家具の跡がついてしまった…そんな時はタオルの上から熱したスチームアイロンをかければ一挙解決。ただし、畳が青いうちは変色の原因となるので控えましょう。
新聞紙
湿らせて軽く絞った新聞紙を細かく裂き、畳の上に敷いたら、あとはほうきで掃くだけ。新聞紙がホコリを吸ってくれます。新聞紙の代わりに絞った茶がらを使っても。
塩
珈琲やお醤油など色のついたものをこぼしてしまった時には、できるだけ素早く拭き取ります。さらに塩を振りかけ、塩が湿ってきたら歯ブラシで畳の目に刷り込みます。最後に掃除機で吸い込み、乾いた雑巾で拭き上げます。塩の代替品として粒子の細かいチョークの粉も◎。
歯ブラシと除菌スプレー
湿気の溜まった部屋は、畳の表面にカビが生えてしまうことも。そんな時は歯ブラシで優しく拭き取り、除菌スプレーをかけた雑巾で拭き上げます。乾いたら最後に掃除機をかけましょう。
こんな時は畳の交換を!
7〜8年は
畳替えをしていない
畳の色が
茶色になっている
畳縁が
傷んでいる
畳が平らで
なくなっている
詳しくはお近くの畳屋さんにご相談ください。
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